好きですか【納豆】嫌いですか【納豆】
こんにちは栄養学の講師もやってる しろこ です。
今回は[納豆]についてご紹介していきます。
納豆に含まれる栄養素
[タンパク質][ビタミンB2・6][カリウム]
[マグネシウム][鉄分][食物繊維]
[ビタミンE][カルシウム]です。
[おかめ納豆]を作っているタカノフーズ株式会社さんからお借りしました。
この他にも
[ビタミンB1][イソフラボン][レシチン]
[ビタミンK]などなど
大豆、納豆には[栄養素]がたくさん入っています。
納豆のとっておきの効果
聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが
[ナットウキネーゼ]という酵素が含まれています。
[ナットウキネーゼ]は[血栓]を予防してくれます。
ちなみに[血栓]とは、血管が損傷した際にできる
血液の中の[血の塊]です。
通常は溶けてなくなりますが
[血栓]ができたままですと
血流が悪くなり脳付近で詰まれば[脳梗塞]
心臓付近で詰まれば[心筋梗塞]になります。
[ナットウキネーゼ]は熱に弱く70度で死滅します。
熱々の白ご飯にのせるのは、良くないとした噂は
ここからくるものだと思いますが、大丈夫です。
納豆チャーハンやパスタ、オムレツなど
火にかけた調理をした場合は[ナットウキネーゼ]は
死滅してしまいます。
ですが、他の高レベルな[栄養素]には影響がなくが
死滅するのは[ナットウキネーゼ]のみなので
美味しく食べていただけるなら、気にすることはありません。
納豆のとっておきではない効果
[納豆]をかき混ぜる回数が多ければ多いほど・・・。
という話を聞いたことはありませんか。
これは、タレなどを入れずに
100回以上まぜることで[グルタミン酸]という
甘みのある成分が増加するためです。
ちなみに栄養面では何もかわりません。
この[グルタミン酸]がネバネバの元です。
もう1つ
[納豆]と[生卵]の相性についてもご紹介します。
こちらは[卵の白身]に含まれる[アビジン]が
[納豆]に含まれる[ビオチン]の吸収を邪魔するからです。
[ビオチン]は水溶性の[ビタミンB群]の1つです。
[ビオチン]は体内でも生成できますし
[卵黄]にも含まれているので
そこまで気にすることはありません。
まとめ
[ジャパニーズ・スーパーフード][納豆]なのですが
実はしろこ[納豆]が好きではありません。
白ご飯に醤油多めの[納豆]ならいけるのですが
[納豆チャーハン][納豆ピザ][納豆卵焼き]
なかなかの曲者です。たまに妻が作ります。
そんな日は、玄関の扉を開けた瞬間にわかります。
[納豆]の紀元は、余った大豆を藁に入れて
保管していたら、発酵して糸を引いていた。
食べたら美味しかった。から始まったそうです。
[発酵]と[腐る]は微生物が食品の成分を
分解した結果の現象です。同じです。
食べることができれば[発酵]。
できなければ[腐敗]です。
人類の食に対する進化はすごいなぁと感心します。
この記事は栄養学講師の しろこ が
体質改善、健康、ダイエット、サプリのおすすめをテーマにご紹介しています。
【疲労回復】に効果的【はちみつ】の効果とその栄養
こんにちは栄養学の講師もやってる しろこ です。
今回は[はちみつ]に関してご紹介していきます。
はちみつに含まれる栄養
はちみつ 専門店【かの蜂】 国産 百花 蜂蜜 500g 完熟 の 純粋 蜂蜜 (とんがり容器)
[はちみつ]の約80%は[糖質]です。
約15~18%が[水分]から構成されています。
[ミネラル]カルシウム・マグネシウム・カリウム・ナトリウム・鉄など12種類
[ビタミン]C・B1・B2・B6・ナイアシン・コリン・パントテン酸
[アミノ酸]プロリン・グルタミン酸・アラニン・ロイシン・イソロイシン等、10数種類
原料はミツバチが花から集めた[花の蜜]です。
[蜜]を集める際に、[花粉]が混入されるため
様々な栄養価が加えられていきます。
ちなみに1匹のミツバチが一生で集められる
[はちみつ]の量は1.5~2.5gです。
非常に希少価値の高いものです。
はつみつの疲労回復効果
[はちみつ]の糖質は[単糖類]に分類され
体内で分解の必要なく、消化吸収されます。
なので、消化器系に負担をかけずに
エネルギーに変換されるのも早く
疲労回復に、大変効果があります。
はちみつと殺菌効果
[はちみつ]に含まれる[グルコン酸]には
殺菌作用があり、さらに殺菌効果を持つ
過酸化水素を生成する酵素[グルコースオキシターゼ]を
含んでいます。
なので[はちみつ]は非常に高い殺菌効果があります。
のどの痛み、咳、口内炎などに効果があります。
はちみつとダイエット効果
砂糖と比べると[はちみつ]の甘さは約3倍ほどあります。
カロリーは約70~80%ほどです。
さらに、GI値が低く血糖値を調整する効果があります。
「余った糖質を脂肪に変換する」ということが少なくなります。
詳しくはしろこの記事【糖質と脂質】をご覧ください。
ちなみに[はちみつ]に含まれる多くの栄養素は
45度以上の熱を加えることで、その大半が壊れてしまいます。
はちみつは腐りません
[はちみつ]は高い糖度(80%前後)のため、菌が繁殖しにくく
細菌が入ったとしても、糖分が細菌内の水分を吸いだすので
菌は繁殖できず死滅します。
[はちみつ]の水分は15~18%と非常に少なく[カビ]が
繁殖しにくい環境を作っています。
しばらくおいておくと[カビ]のように白い塊ができる
ことがありますが、これは[ブドウ糖]が結晶化した
ものなので問題ありません。
ちなみに[はちみつ]の保管は冷蔵庫に入れずに
直射日光の当たらない場所で密封して保管してください。
古代エジプトのお墓から約3300年前の[はちみつ]が
発見されましたが、密閉されていたため
品質には問題がなかった。というお話があります。
ローヤルゼリー(余談です)
少し話がそれますが[ローヤルゼリー]についても
ご紹介します。
「はちみつの高級なもの⇒ローヤルゼリー」これは違います。
[はちみつ]はミツバチが集めてきた[花の蜜][花粉]で
その大半が[糖質]なのに対して
[ローヤルゼリー]はミツバチが[花粉]をもとに体内で生成して
分泌した[高タンパク質]の塊です。次の嬢王蜂の幼虫は
この[ローヤルゼリー]だけを食べて育ちます。
成虫の嬢王蜂になると毎日かなりの数の卵を産み
寿命も他のミツバチに比べ30~40倍長生きします。
身体の大きさも、1.5~2.0倍ほどの大きさになります。
もう1つ余談ですが[プロポリス]も[はちみつ]とは
全くの別物です。
[プロポリス]は主に蜂が巣の隙間を埋めるために使うものです。
材料は木の芽や樹液です。これを人が食用として採取しています。
もちろん、多くの栄養素が含まれています。
まとめ
はちみつ 専門店【かの蜂】 国産 百花 蜂蜜 500g 完熟 の 純粋 蜂蜜 (とんがり容器)
特化型の[スーパーフード][はちみつ]です。
[単糖類]の身体に負担を掛けない吸収効果は優秀です。
その他、花粉からなる数々の栄養素の複合体は
まさに、蜂が作ってくれたダイエット効果もある
[サプリメント]といえます。
[ミツバチ]は滅多に人を刺しません。
1度刺したら死んでしまいます。
[はたらき蜂]は全員、メスです。オスの蜂は巣に籠っています。
1匹の[嬢王蜂]を全員で守っています。
スズメバチは何度でも刺すことができる上に獰猛ですが
自分の巣に危害が加えられなければ攻撃はしてきません。
攻撃する際も、まとわりついたり、音をたてて威嚇してきます。
しろこの記事を分野別に分けました。
[栄養学]他、自身の講座で発表している内容は
このままで更新していきます。
それ以外の記事
[ブログのお勉強][あなたへのお手紙]
[お気に入りのモノ][しろこの事]他に関しましては
【shirococco’s blog】という新しいブログを
立ち上げたのでそちらで更新していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
1回目の記事は【コストコのポップコーン】です。
この記事は栄養学講師の しろこ が
体質改善、健康、ダイエット、サプリのおすすめをテーマにご紹介しています。
【毎日[水]を3リットル4週間飲み続ける】と起こる10コの身体の変化
こんにちは栄養学の講師もやってる しろこ です。
今回は[毎日、水を3リットル4週間]飲み続けたときに起こる
身体の変化について、ご紹介していきます。
- 注意点
- 効果① 美肌効果
- 効果② 集中力が上がる
- 効果③ カロリー摂取が抑えられる
- 効果④ シワが減る
- 効果⑤ 肝機能の改善
- 効果⑥ 筋肉痛の予防
- 効果⑦ 記憶力の向上
- 効果⑧ 消化機能の改善
- 効果⑨ 免疫力アップ
- 効果⑩ 気分にも影響する
- まとめ
注意点
今まで[水]を飲む習慣がない方が飲み始めると
下記の注意点が起こります。
足がむくみます
[水]を飲み始めて10日間ほどは足がむくみます。
これは、たまたま入ってきた[水分]を身体が蓄えようとするからです。
10日ほど経つと
「ちゃんと毎日[水分]が入ってくる」
ことを学習し蓄えることをやめてくれます。
吹き出物がでます
[水]を飲み始めて1週間ほどすると吹き出物ができます。
これは、身体の老廃物を一気に出そうとする力が働くからです。
2週間ほどで消えます。
効果① 美肌効果
こまめな水分補給で老廃物を排出することで代謝が良くなり
身体の内側からお肌が元気になります。
モデル業を営んでいる方は1日6リットル飲む方もいますが
水中毒になる可能性もあるので、無理はしないでください。
効果② 集中力が上がる
コーヒーではなく[水]を飲みましょう。
疲労の主な原因は水分不足です。
効果③ カロリー摂取が抑えられる
食事の前にコップ一杯の[水]を飲むと
満腹感を感じ、過剰な食欲を落ち着かせることができます。
食事中も普段より大きめのMYコップで[水]を汲んでください。
効果④ シワが減る
乾燥肌・シワ・たるみは水分不足が原因です。
十分な水分補給は、肌に潤いを与えてシワを伸ばしくすみを減らします。
効果⑤ 肝機能の改善
水分補給は肝臓内部の浄化を促します。これで血液もサラサラになります。
加えて[ビタミンE]を摂ることでさらにサラサラになります。
効果⑥ 筋肉痛の予防
身体に水分が失われると筋肉痛が起こりやすくなります。
運動中はこまめに水分補給を心がけましょう
効果⑦ 記憶力の向上
水分補給は脳の働きを助け思考力・記憶力などの知的能力も向上します。
[水]を飲めば作業効率・スピードもアップします。
飲み続けることがとても大切です。
効果⑧ 消化機能の改善
身体の水分バランスが整うと
唾液や消化器官の道の粘液、腸の働きもスムーズになります。
腸の健康状態が身体全体の調子を左右させます。
効果⑨ 免疫力アップ
十分な水分補給は免疫バランスを整え
ウイルスや細菌と戦う免疫力を高めます。
身体本来の機能を取り戻します。
効果⑩ 気分にも影響する
脳や身体の細胞の水分が不足すると
疲労感・イライラ・緊張・気分の乱れ・落ち込みの原因になります。
まとめ
しろこが推奨している体質改善・健康・美容の分野で
一番効果的で経済的なのが[水]です。
是非、 4週間毎日[水]を3リットル飲む
実験だと思って試してみてください。
ご自身で試されて[効果]があったら
ご家族やお友達にもシェアしてください。
この記事は栄養学講師の しろこ が
体質改善、健康、ダイエット、サプリのおすすめをテーマにご紹介しています。
【栄養学からみた老化】生きるうえで絶対に必要な矛盾
こんにちは栄養学の講師もやってる しろこ です。
今回は[老化]を個人的私見からご説明します。
賛否両論多々あるかと思います。
2019.6.4のリライトです。
生きるうえで絶対に必要なもの
これは、数えたらキリがないのですが
1つに[酸素]があります。
この[酸素]にスポットを当てていきます。
酸素の役割
もちろん、ご存知の通り[酸素]を吸い
細胞内の[ミトコンドリア]に供給し
エネルギーを作り出します。
ほぼ全ての生物に共通することです。
それと同時に[活性酸素]を生み出します。
この[活性酸素]が蓄積することで[老化]がおこります。
急激に蓄積させれば[生活習慣病]となります。
極端な話(私見)です
[酸素]を摂りいれることで生きている我々ですが
[酸素]を摂ることで年を取ることになります。
[酸素]を摂るということは
鉄に例えると[錆びる/酸化鉄]ということです。
身体が[酸化]していくということです。
「私、年を取りたくないから、酸素は吸わない」となると
生きていく事ができません。
地球上の大半の生物は
こういった[シュールな存在]なのです。
まとめ
寿命と引き換えに生きている我々です。
何をやるにしても、悔いのないように生きたいです。
年を取る。年を重ねる。のではなく
しっかりと年を刻む。という生き方をして
できるなら[健康]で長生きできたら良いですよね。
そのための知識は必要です。お力になれたら幸いです。
この記事は栄養学講師の しろこ が
体質改善、健康、ダイエット、サプリのおすすめをテーマにご紹介しています。
【糖尿病】の仕組みと【糖質/炭水化物】美味しいものの90%は糖と脂質でできています
こんにちは栄養学の講師もやってる しろこ です。
[糖質・炭水化物]の摂りすぎによるデメリットをご紹介していきます。
当記事に使用している写真なのですが、しろこが自分の講座で話をする際のKeynoteのスクショなので今回の写真は少々見づらいですがご了承ください。
糖質/炭水化物の吸収の流れ
血液中の[ブドウ糖]の吸収速度を表す[GI値/ジーアイ値]という言葉があります。
近年では[GL値/ジーエル値]での考え方もありますが今回は[GI値/ジーアイ値]でご説明します。
血液中の[糖質]をエネルギーに変換しているのが[インスリン]というホルモンです。
各食べ物の[GI値]を車の速度 と仮定します。
ホルモン[インスリン]を交通整理のおじさん と仮定します。
ゆっくり交通誘導
[GI値]の低い「お粥」「赤飯」「そば」「春雨」など速度の遅い車が走っている時は交通整理の[インスリン]も通常業務をします。
[GI値]の低いダイエット食と呼ばれる糖質を”もぐもぐ”ゆっくり食べてる感じです。
暴走車が押し寄せました
[GI値]の高い食べ物をガツガツ食べると交通整理の[インスリン]が手に負えなくなります。
糖質をエネルギーに変換できなくなり血中に停滞してしまいます。
これを[高血糖症]といいます。
交通整理のおじさん、仲間を呼びます
これは大変だと[インスリン]は大量に仲間を呼びます。
[インスリン]がたくさん集まってきて一斉に交通整理をはじめます。
おじさん、めんどくさくなります
なかなか事が収まらないと[インスリン]は『めんどくさくなって』車たちを一斉に捨て始めます。
つまり多くとりすぎた[糖質]をエネルギーに変換することを諦めます。
エネルギーに変換できなかった[糖質]の捨てる先は直接『身体』です。つまり、余分な[糖質]が肥満の元になる瞬間です。
この異常状態を『低血糖症』といいます。
この状態で[インスリン]を過度に働かせすぎると[インスリン]がボイコットしていなくなったり働かなくなりします。これが『糖尿病』です。
余分な糖質の行きつく先
[インスリン]に捨てられた余分な[糖質]は[タンパク質]と結びつきます。これが[AGEs(最終糖化生成物質)]というものです。[老化]を早め[生活習慣病]の原因になります。[糖質]による糖化を身体が焦げる。という表現をしています。
まとめ
[糖質/炭水化物]は[インスリン]によってエネルギーに変換されます。
短時間に大量に[糖質]を摂ると[インスリン]の手にあまり変換が出来なくなります。この際、強制処分された[糖質]は肥満の元になります。
ダイエット、生活習慣病、体質改善等々に非常に効果のある糖質制限です。
偏った食生活、暴飲暴食は全く良いことありません。
この記事は栄養学講師の しろこ が
体質改善、健康、ダイエット、サプリのおすすめをテーマにご紹介しています。
【アトピー体質の原因について】子供の40%がなんらかの疾患がある
こんにちは栄養学の講師もやってる しろこ です。
今回は[アトピー体質]についてご紹介していきます。
アトピーとは何か
一言で言ってしまえば[体質]です。
[身体の質]です。
これは生まれ持ったものや、遺伝性、先天性、ウイルス性のもの
ではありません。
身体が本来持つべき機能を失った形となります。
昔と今の違い
昔といっても戦後の日本位から見てみます。
当時は[アトピー体質]の子供は稀でした。
逆に現代では約半数以上の子供さんが
[アトピー体質]で悩んでいます。
では、その原因は。
昔と今の子供さんを比べてみます。
過去40年の中で
12歳の日本人の[平均身長と体重]は
劇的に変化しました。
生物学上でみても、たったの40年で
ここまで変化することは稀です。
例えば、40年前のチワワの大きさが
現代では10%大きいということはありません。
という感じです。
では、その要因は
[食の欧米化]です。
明らかに食べるものが変わりました。
ほとんどの日本人は、今日の食べものに困る
ということはありません。
食べたいものを、食べることができる生活を
送っています。
このことが、たった40年で
日本人の平均身長と体重を大きく変化させました。
余談ですが
1980年代に学校の窓ガラスを壊して回ったり
校舎内をバイクで疾走したりと
今ではドラマのような世界がありました。
これは[元来の成長]と[当時の成長]に
ギャップが起きたための現象です。
ちょうどその年代は[時代の狭間]
というべきでしょうか。
「昔の成長過程で育った教員が
現代の成長過程で育った生徒に
身長、体重が追い越されてしまい
威厳を保てなくなっていました。」
今では、教員も生徒も現代の成長過程で
育っていますので当時のようなことは
起こりません。
アトピーの原因
身体は大きく育つようになった子供に
必要な栄養が行き届いていない。
端的にこれが原因です。
[食の欧米化]に伴い
大きく育つようになった子供が
本来必要とされる栄養素を
摂りきれていないということです。
身体というのは大切なところから順番に
[栄養]をまわし作っていきます。
[身体の中心・脳・内蔵]などの
生きていくための器官です。
その余った栄養で、外側である
髪の毛、皮膚が作られます。
なので後回しにされて
アトピー性皮膚炎などが多くなります。
大切な順番を間違えて
皮膚を優先し、内臓や脳がボロボロでは
元も子もありません。
実は大人になって
アトピー体質は大抵の人が改善されます。
これは、必要な栄養素が
追いついたということになります。
現代の日本人
本来、手先の器用な日本人が
欧米人並みの体格や身体能力を手にしました。
近年、日本人スポーツ選手の活躍が
目覚ましいのはこのためです。
この先10年は更に多くの日本人選手の
活躍が期待できます。
まとめ
[アトピー体質]の原因は平たく言うと栄養不足です。
[食の欧米化]が進み、カロリー摂取から
身体の器は大きくなりましたが
それに伴う、必要な栄養素も多くなりました。
それに見合う栄養素の摂取が追いついていないため
体質が弱体化しています。
この記事は栄養学講師の しろこ が
体質改善、健康、ダイエット、サプリのおすすめをテーマにご紹介しています。
【白髪】対策とその【実践結果】おすすめ対処法
こんにちは栄養学の講師もやってる しろこ です。
今回は[白髪]をテーマにご紹介していきます。
[髪の色]というものは対人印象において
50%以上の方が第一印象のポイントとして
[髪質][髪型]をあげています。
それ以前に髪の毛の色[白髪]は年齢印象を
圧倒的に上げてしまします。
白髪の原因
ストレスや不摂生、食生活による[活性酸素]が
原因で[白髪]は発生します。
この他、女性のライフイベントである
[生理・妊娠・出産・授乳]などの普段より
エネルギーを必要とする場合です。
そして最後に[加齢]です。
[白髪]はこれらいずれかのタイミングで
発生します。そして、発生すると
自然には治ることはありません。
[白髪]の方がある日突然[黒髪]が生えてくる
なんていうことはないということです。
[飲み薬]も聞いたことありませんし
身体の自己再生機能が働かない分
かなりたちの悪い病気みたいなものです。
不足している栄養素
体内で[髪の毛]を着色するために使われる
[メラニン色素]が必要になります。
その[メラニン色素]を作るために[チロシナーゼ]。
(チーズな、バナナ、アボカド、大豆、カツオ、マグロ、ちりめんじゃこなど)
[チロシナーゼ]を活性化させるために[銅]。
(大豆、穀類、ごぼう、モロヘイヤ、エビ、カニ、プルーンなど)
表皮の最下層[メラノサイト]を活性化させる[カルシウム][ヨード]。
(海藻類、イワシ、サバなど)
元気な[髪の毛]を作るために[ケラチン]。
[ケラチン]を作るために[亜鉛][鉛]。
(亜鉛:牡蠣、卵、大豆など。鉛:牡蠣:大豆、豚レバーなど)
抗酸化作用、活性酸素対策として[ビタミンC・E]。
[髪の毛]の成長促進のために[ビタミンB群]。
実践した結果
しろこは30代の前半から[白髪]です。
しかも、かなりの量です。
[栄養学]を学び始めてから
本格的に改善してやろうと取り組みましたが
5年たった現在でも、全く効果が見られません。
人前に出ることが多いので
毎回自分で染めています。
ですが、非常に面倒なことも多く
四苦八苦しています。
黒く染めて、1ヶ月もすると
伸びた分だけ生え際が白くなります。
しろこ的にかなり画期的な出会いです。
まだいいかな。まだいいかな。が続くと
いつの間にか・・・。
ちなみに、加齢による[白髪]の目安は
[下の毛]です。[下の毛]に[白髪]が
1本、2本と増えてきたら[加齢]です。
しろこも[髪の毛]は若いころからでしたが
40代になり[下の毛]にも数本現れました。
そこで今回新しい試みをしてみました。
カラーリンスを使ってみました。
ホーユー メンズビゲン カラーリンス (ナチュラルブラック) 160g
前回の「あなたの番です」考察を見事に外し
かなり短髪にしましたが
短すぎて染めることができなかったので
しばらく、ほっておきました。
さすがにと思い、カラーリンスを買ってみました。
シャンプーのあとタオルで水気を切って
リンスのように使い、5分放置後に洗い流す。
商品の注意書きに拭き取りの際に
タオルが黒くなるとありました。
実際に使ってみると
シャンプーして、洗顔した後
1回タオルで髪の毛だけ拭いてカラーリンスをします。
リンスを流さないまま体を洗い
最後にまとめてシャワーします。
しっかりと洗い流しました。
タオルも着色を覚悟していたのですが
汚れることはありませんでした。
思っていた以上に効果があり
5日目でほぼほぼ気にならないくらい
染まっていきました。
あとは週に2~3回ほどの使用で
生えても染まる。生えても染まる
の繰り返しになるようです。
しろこ的にかなり画期的な出会いです。
まとめ
[栄養学][自己再生力]には限界があります。
[白髪]に関してはしろこは諦めました。
今回ご紹介した[栄養素]で改善できれば万々歳ですし
カラーリンスで[白髪]をいつ染めるかを
悩む時間から解放されたら、それもまた嬉しいです。
この記事は栄養学講師の しろこ が
体質改善、健康、ダイエット、サプリのおすすめをテーマにご紹介しています。
【牛乳が苦手】お腹がゴロゴロする【乳糖不耐症】が原因と思い込んでいませんか?
こんにちは栄養学の講師もやってる しろこ です。
今回は[乳糖不耐症]についてご紹介していきます。
乳糖不耐症の症状と原因
小学校の給食に牛乳が毎日出る時代から
牛乳を飲むことで、お腹に不調が出て
下痢や腹痛、違和感、吐き気を催す
「牛乳が苦手」「牛乳を飲むとお腹を壊す」の
原因の1つが[乳糖不耐症]です。
ヒトを含む[哺乳類]が母乳で育ちますが
その期間を終えると[乳糖]を分解する
酵素[ラクターゼ]が[小腸]で活性が低下し
起こると考えられています。
授乳期を終えたあとの[ラクターゼ]の活性には
個人差があるので「牛乳が苦手」な人は
その活性が低く[乳糖]を吸収しきれずに
不調につながります。
これは[哺乳類]として自然なことです。
日本人の8割以上が乳糖不耐症といいますが
先にもご紹介した通り[哺乳類]として
ごく自然なことで[日本人]だからという
概念はありません。
成人期になっても[乳糖不耐症]ではなく
[ラクターゼ]が[小腸]で生き生きしている
人種の一部は、主に牛やヤギの乳を栄養源として
生活していた、長い牧畜文明を持っています。
授乳期を終えても基本的に[乳糖]を
摂取し続けるという文化を何世代も経て
大人になっても[ラクターゼ]が衰えない身体を
作っていったものです。
日本人が[牛乳]を食品として扱ったのは
明治以降のことなので
1日に何リットルもの牛乳を飲み続けてきた
文化、文明の民族とは異なる体質であることは
これもまた自然なことです。
小腸で分解されなくても大丈夫です
[小腸]で分解されなかった[乳糖]は
その後[大腸]で分解されます。
[大腸]で[乳酸菌]や[ビフィズス菌]などの
[善玉菌]が多い方、つまり健康な[大腸]の方は
[乳糖]が良く分解され、不快症状が出にくいことになります。
分解された[乳糖]は
乳酸や酢酸や酪酸などになって吸収されます。
牛乳に含まれる栄養
牛乳コップ1杯(200mL)あたりの栄養素量と栄養充足率
[脂質][コレステロール]
[ナトリウム][カリウム][糖質]
[タンパク質][カルシウム]
[マグネシウム][鉄][亜鉛]
などなど
生まれたての赤ちゃんが[牛乳]と[愛情]だけで
大きくなるとういう[スーパーバランス栄養食]です。
牛乳アレルギー
[乳糖不耐症]とは違う[牛乳アレルギー]が
原因の場合もあります。
[牛乳アレルギー]の場合は抗原となる
各種の[カイゼン]と呼ばれる[タンパク質]が
存在する限り問題が起こります。
各種の[カイゼン]はヒトの乳には
ほとんど含まれず、牛や羊、ヤギなどの乳に
含まれています。
病状として
皮膚症状(皮疹、じんましん)
胃腸症状(嘔吐、下痢、便秘、鼻炎、胃の痛、胃食道逆流症、逆流性食道炎)
呼吸器症状(呼吸困難)
さらに[アナフィラキシー]を発症することもあります。
まとめ
[牛乳]が苦手という方はよく聞きます。
もちろん他の食材から同じ栄養を摂ることは
できるので、絶対に飲まなければいけないもの
ではありませんが
栄養バランスがしっかりしている飲み物です。
一時期、噂になった日本人は[乳糖不耐症]だから
という概念も[哺乳類]としては自然なことで
[大腸]でしっかり消化吸収してくれます。
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【プラシーボ効果】良くも悪くも知識によって効果は違ってきます
こんにちは栄養学の講師もやってる しろこ です。
今回は[プラシーボ効果]についてご紹介します。
なぜ今回[プラシーボ効果]のような
不透明なテーマを取り上げるかというと
どんなに効果のある栄養や現象も
ご自身の知識によって、その効果は
違ってくるということを知っていただきたい
という思いからです。
偽薬(ぎやく)は、本物の薬のように見える外見をしているが、薬として効く成分は入っていない、偽物の薬の事である。成分として少量ではヒトに対してほとんど薬理的影響のないブドウ糖や乳糖が使われることが多い。プラシーボ(英語: placebo 英音: [pləˈsiːbəʊ] 米音: [pləˈsiːboʊ] [plæˈsiːboʊ])、プラセボ(フランス語: placebo [plasebo])ともいい、いずれもラテン語: placēbō [plakeːboː] プラケーボー(「私は喜ばせる」の意)に由来する。医学・薬学では「プラセボ」を用いることが多い。
出典:ウィキペディア
プラシーボ効果とは
[プラシーボ効果(プラセボ効果)]とは
薬として効果を持たない物質によって
得られる効果のことです。
その効果は軽視できません。
[プラシーボ効果]のみを目的とした偽薬を
販売している会社もあります。
これは1日に何度も薬を飲もうとする
患者さん向けのものです。
[プラシーボ効果]は特に
[痛み][不眠][下痢]に影響を及ぼします。
実験では偽薬を飲ませた人の30~40%の人に
鎮痛効果があったという結果もあります。
ですが、偽薬によって副作用が出ることもあります。
プラシーボ効果のメカニズム
脳の[報酬中枢]の実験で[プラシーボ効果]は
脳が強く関係しているわかっています。
[報酬中枢]は、欲求が満たされたときや
満たされることが分かったときに活性化し
快楽を与える神経のことです。
実験は、マウスの[報酬中枢]を
薬で刺激し病気に感染させました。
結果はマウス体内でウィルスの繁殖が抑えられ
さらに薬の投与前よりも免疫が活性化していました。
[期待]や[快楽]によって免疫力が高まりました。
[プラシーボ効果]思い込みによる
科学的な現象だということです。
プラシーボ効果の有名な3つの実験
薬の効果は値段次第実験
2つのグループに電気ショックの実験を行いました。
[痛みを和らげる薬]として
1つのグループには「1錠2ドル50セントの新薬」を
もう1つのグループには「1錠20セントの薬」といって渡しました。
もちろん、どちらも偽薬です。
結果は「1錠2ドル50セントの新薬」と
言われたグループの方が
痛みの軽減効果が大きかったというものです。
高い薬の方が効く気がしますよね・・・。
嘘の手術の実験
膝関節を患った2人の患者に
実際に特別な手術をした患者と
麻酔をして膝に傷をつけただけの患者
両名共に「手術は大成功で、元通りに歩けるようになります」と声をかけました。
数年後、2人の膝の状態は同じくらい良くなり
歩けるようになったというものです。
うるしの実験
2つのグループに「うるしの葉」と「無害の葉」を
触らせるという実験です。
実際に「無害の葉」を触らせたグループには
「うるしの葉です。被れるかもしれないので注意してください。」と伝え
実際に「うるしの葉」を触らせたグループには「無害」である事を伝えました。
結果は「実際に無害の葉」を触らせたグループ全員が発疹し
「実際にうるしの葉」を触らせたグループは1人も発疹しませんでした。
というものです。
思い込みは強い力です
ご紹介したように[病は気から]です。
前にもお話ししたことがあると思いますが
切り傷を治すのは、傷薬でも絆創膏でも
ありません。
ご自身の身体の機能が働き傷や病気を治します。
そしてそこには気持ちというものが
良くも悪くも、上乗せされます。
個人的なお話しですが
しろこが[栄養学]を本格的に勉強するきっかけになった
すでに癌で他界した父の話です。
余命数ヶ月と言われた父は3年以上頑張りました。
そこには周りの思いや本人の気持ちが起因します。
さらに、母が言っていましたが
担当してくれた看護師の思いが大きく
影響したようです。
看護師というのは、その技術もさることながら
患者のメンタルに強く影響力を与えてくれます。
母はその看護師に本当に感謝していました。
身体の仕組み、栄養の事を知る
あなたが不調を訴え、効果がある食事や栄養を
しっかり摂ったとしても
なぜ摂るのか、摂ったらどうなるのかを
しっかりと知ることで
その効果は何倍にも何十倍にもなります。
美容もまた然りです。
お肌をきれいに保ちたい。と思うなら
[植物性のタンパク質]と[ビタミンC]を
なんとなく摂るのではなく
[タンパク質]と[ビタミンC]がお腹の中で
[コラーゲン]になって、それがお肌を
綺麗にしてくれるんだと
しっかりと思うことで効果も変わります。
よく栄養学なんて意味がない。と
言われることがあります。
毎日、栄養バランスを考えた食事を作る
主婦の方にお教えしたいのは
そのバランス効果を食べる側にも
しっかりと伝えること、その知識を持つこと
これが大切なんです。
家族のことを思って作った献立も
黙っていては自己満足です。
ダイエットをされている方も同じです。
「そんなに食べたら太るよ」と言われ
「いや、もう太ってるから(笑)」と
返すようになってしまったら
今食べた、その油は即座にお腹周りにつきます。
ドーナツは丸いからカロリーゼロ。と思って
食べて・・・・・・も太りますね。
ここは、痩せる、これをしたら痩せれる。と
しっかりとメカニズムを知る事です。
まとめ
[プラシーボ効果]は科学的に証明されている
脳から送られる神経系統を優位にさせる効果です。
グルコサミン・コンドロイチンの記事でも書きましたが
思い込みは力になります。
良くも悪くもが[プラシーボ効果]です。
是非、しっかりとした知識と、かしこい選択で
ご自身の健康を守ってください。
この記事は栄養学講師の しろこ が
体質改善、健康、ダイエット、サプリのおすすめをテーマにご紹介しています。
栄養学講師が【こんにゃくダイエット】を本気で考える
こんにちは栄養学の講師もやってる しろこ です。
今回は[こんにゃくダイエット]についてご紹介していきます。
こんにゃくに含まれる栄養素
[脂質][ナトリウム][カリウム]
[糖質][食物繊維][タンパク質]
[カルシウム][鉄][マグネシウム]
他 などなどです。
コンニャクは、サトイモ科の植物、あるいはその球茎から製造される食品である。 古くからコンニャクを食用としてきた主な地域は、日本、中国、ミャンマー、韓国などのアジア各国であるが、和食ブームとともに低カロリーの健康食品として欧米にも広がりつつある。特に、「しらたき」が健康的なパスタとして欧米で流行した。
引用:ウィキペディアより
こんにゃくの凄いところ
[食物繊維]が豊富。
[低カロリー]約97%が水分。
[蒟蒻(こんにゃく)]漢字が難しい。
グルコマンナンという食物繊維
[グルコマンナン]は[こんにゃく]に含まれる
[水溶性食物繊維]です。
肥満成人の血中コレステロールやトリグリセリドの
低下に効果があります。
ただし食べ過ぎると不調を起こすことがあります。
詳しくはしろこの記事【便秘を知る】をご覧ください。
[食物繊維]を豊富に含む[こんにゃく]を食べることで
身体に不必要なものを掃除すると言われています。
「お腹の砂おろし」「胃のほうき」とも呼ばれています。
こんにゃくのカロリー
[こんにゃく]の約97%が水分です。
100gあたりのカロリーは6.9kcalです。
目安として[ごはん]100gは168kcalです。
※ごはん一膳は160gです。
稀に見る[超低カロリー]食材です。
こんにゃくダイエットを考える
[こんにゃく]は3つの側面からダイエット向きの食材です。
[食物繊維]が豊富で胃で消化されないため満腹感が持続します。
さらに触感、噛みごたえもよく、満腹中枢を刺激してくれます。
つまり、1つめの利点は食べた気になることです。
2つめは圧倒的な[低カロリー]です。
ですが、置き換えダイエットには不向きです。
生きていくために必要な栄養素がなさすぎます。
置き換えるなら、主食の替わりに3食中1食が効果的です。
[こんにゃく]は食べ過ぎには注意です。
スーパーで売られている200g~250gの
[こんにゃく]を1日に1枚までにしてください。
なんといっても消化されない[食物繊維]なので
食べ過ぎると排出が間に合わなくなって腸閉塞になります。
最後、3つめとして[こんにゃく]には
お肌の水分・油分などを逃がさない[セラミド]が
含まれています。
※[セラミド]に潤い等の効果はありません。あくまで蓋の役割です。
ダイエット中は、偏りがちな栄養バランス等々で
お肌に現れがちですが、少しでも守ってくれます。
まとめ
[こんにゃく]は、お腹もきれいにてくれる
ボリュームのある[ダイエットフード]です。
食事制限をせず栄養バランスを考え
主食を置き換えてみてください。
[こんにゃくダイエット]成功したら
[蒟蒻(こんにゃく)]も練習してくださいw。
各ダイエットは始めたら1ヶ月間続けてください。
短期間で体重を落としても身体に負担がかかってしまいます。
この記事は栄養学講師の しろこ が
体質改善、健康、ダイエット、サプリのおすすめをテーマにご紹介しています。