栄養学講師が綴る雑記

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【糖尿病】の仕組みと【糖質/炭水化物】美味しいものの90%は糖と脂質でできています

こんにちは栄養学の講師もやってる しろこ です。

[糖質・炭水化物]の摂りすぎによるデメリットをご紹介していきます。 

当記事に使用している写真なのですが、しろこ自分の講座で話をする際のKeynoteのスクショなので今回の写真は少々見づらいですがご了承ください。

 

 

糖質/炭水化物の吸収の流れ

血液中の[ブドウ糖]の吸収速度を表す[GI値/ジーアイ値]という言葉があります。

近年では[GL値/ジーエル値]での考え方もありますが今回は[GI値/ジーアイ値]でご説明します。

血液中の[糖質]をエネルギーに変換しているのが[インスリン]というホルモンです。

各食べ物の[GI値]車の速度 と仮定します。

ホルモン[インスリン]交通整理のおじさん と仮定します。

 

ゆっくり交通誘導 

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[GI値]の低い「お粥」「赤飯」「そば」「春雨」など速度の遅い車が走っている時は交通整理の[インスリン]も通常業務をします。

[GI値]の低いダイエット食と呼ばれる糖質を”もぐもぐ”ゆっくり食べてる感じです。

 

暴走車が押し寄せました

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[GI値]の高い食べ物をガツガツ食べると交通整理の[インスリン]が手に負えなくなります。

糖質をエネルギーに変換できなくなり血中に停滞してしまいます。

これを[高血糖症]といいます。

 

交通整理のおじさん、仲間を呼びます

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これは大変だと[インスリン]は大量に仲間を呼びます。

[インスリン]がたくさん集まってきて一斉に交通整理をはじめます。

 

おじさん、めんどくさくなります

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なかなか事が収まらないと[インスリン]『めんどくさくなって』車たちを一斉に捨て始めます。

つまり多くとりすぎた[糖質]をエネルギーに変換することを諦めます。 

エネルギーに変換できなかった[糖質]捨てる先は直接『身体』です。つまり、余分な[糖質]が肥満の元になる瞬間です。 

 この異常状態を『低血糖症』といいます。

この状態で[インスリン]を過度に働かせすぎると[インスリン]がボイコットしていなくなったり働かなくなりします。これが『糖尿病』です。

 

余分な糖質の行きつく先 

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[インスリン]に捨てられた余分な[糖質][タンパク質]と結びつきます。これが[AGEs(最終糖化生成物質)]というものです。[老化]を早め[生活習慣病]の原因になります。[糖質]による糖化を身体が焦げる。という表現をしています。

 

 

まとめ

[糖質/炭水化物][インスリン]によってエネルギーに変換されます。

短時間に大量に[糖質]を摂ると[インスリン]の手にあまり変換が出来なくなります。この際、強制処分された[糖質]は肥満の元になります。 

ダイエット、生活習慣病、体質改善等々に非常に効果のある糖質制限です。

偏った食生活、暴飲暴食は全く良いことありません。

 

 

この記事は栄養学講師の しろこ が

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