【アトピー体質の原因について】子供の40%がなんらかの疾患がある
こんにちは栄養学の講師もやってる しろこ です。
今回は[アトピー体質]についてご紹介していきます。
アトピーとは何か
一言で言ってしまえば[体質]です。
[身体の質]です。
これは生まれ持ったものや、遺伝性、先天性、ウイルス性のもの
ではありません。
身体が本来持つべき機能を失った形となります。
昔と今の違い
昔といっても戦後の日本位から見てみます。
当時は[アトピー体質]の子供は稀でした。
逆に現代では約半数以上の子供さんが
[アトピー体質]で悩んでいます。
では、その原因は。
昔と今の子供さんを比べてみます。
過去40年の中で
12歳の日本人の[平均身長と体重]は
劇的に変化しました。
生物学上でみても、たったの40年で
ここまで変化することは稀です。
例えば、40年前のチワワの大きさが
現代では10%大きいということはありません。
という感じです。
では、その要因は
[食の欧米化]です。
明らかに食べるものが変わりました。
ほとんどの日本人は、今日の食べものに困る
ということはありません。
食べたいものを、食べることができる生活を
送っています。
このことが、たった40年で
日本人の平均身長と体重を大きく変化させました。
余談ですが
1980年代に学校の窓ガラスを壊して回ったり
校舎内をバイクで疾走したりと
今ではドラマのような世界がありました。
これは[元来の成長]と[当時の成長]に
ギャップが起きたための現象です。
ちょうどその年代は[時代の狭間]
というべきでしょうか。
「昔の成長過程で育った教員が
現代の成長過程で育った生徒に
身長、体重が追い越されてしまい
威厳を保てなくなっていました。」
今では、教員も生徒も現代の成長過程で
育っていますので当時のようなことは
起こりません。
アトピーの原因
身体は大きく育つようになった子供に
必要な栄養が行き届いていない。
端的にこれが原因です。
[食の欧米化]に伴い
大きく育つようになった子供が
本来必要とされる栄養素を
摂りきれていないということです。
身体というのは大切なところから順番に
[栄養]をまわし作っていきます。
[身体の中心・脳・内蔵]などの
生きていくための器官です。
その余った栄養で、外側である
髪の毛、皮膚が作られます。
なので後回しにされて
アトピー性皮膚炎などが多くなります。
大切な順番を間違えて
皮膚を優先し、内臓や脳がボロボロでは
元も子もありません。
実は大人になって
アトピー体質は大抵の人が改善されます。
これは、必要な栄養素が
追いついたということになります。
現代の日本人
本来、手先の器用な日本人が
欧米人並みの体格や身体能力を手にしました。
近年、日本人スポーツ選手の活躍が
目覚ましいのはこのためです。
この先10年は更に多くの日本人選手の
活躍が期待できます。
まとめ
[アトピー体質]の原因は平たく言うと栄養不足です。
[食の欧米化]が進み、カロリー摂取から
身体の器は大きくなりましたが
それに伴う、必要な栄養素も多くなりました。
それに見合う栄養素の摂取が追いついていないため
体質が弱体化しています。
この記事は栄養学講師の しろこ が
体質改善、健康、ダイエット、サプリのおすすめをテーマにご紹介しています。