【農林水産省】からのお願いと【新型コロナウイルス感染症】
こんにちは栄養学の講師もやってる しろこ です。
一般の方は[農林水産省]のHPを閲覧する機会はあまりないと思います。しろこは職業柄、目を通すことが多いので、少しでも多くの方に告知ができるように、今回は[農林水産省からのお願い]をテーマにご紹介していきます。※[農林水産省]の公式HPは記事の最後にリンクを貼ります。
食料品は不足していません!
米、カップ麺、冷凍食品などは現在、通常通りの生産・供給を行っています。製品在庫も十分にありますので、需要を満たす十分な供給量・在庫を確保しています。安心して落ち着いた行動をお願いいたします。
一部のデマ報道、SNS等での拡散で情報が困惑していますが、現段階では保存食などの食品の供給もストックも十分にある事が告知されています。
心無い拡散や、悪意のない誤情報など出回っていますが落ち着いて行動していきましょう。
食品を介して新型コロナウイルス感染症に感染したとされる報告はありません
新型コロナウイルス感染症の感染経路は、現時点では飛沫感染と接触感染の2つが考えられます。食品そのものにより、新型コロナウイルス感染症に感染したとされる報告はありません。
製造、流通、調理、販売等の各段階で、食品取扱者の体調管理やこまめな手洗い、アルコール等による手指の消毒、咳エチケットなど、通常の食中毒予防のために行っている一般的な衛生管理が実施されていれば心配する必要はありません。
[世界保健機構(WHO)]からの発表も同様ですが、[WHO]からはより細かく温度管理の項目も不確定ながら記載があります。
一般にコロナウイルスは冷凍状態で非常に安定しており、-20℃で最長で2年間生存することが示されている。
冷蔵温度(4℃)で最長で72時間生存できることが示されている。
コロナウイルスは熱に不安定で、通常の加熱調理温度(70℃)に感受性である。したがって、一般的な対策として、生または加熱不十分な動物由来食品は喫食すべきでない。また生肉、生乳、および動物の生の組織は、未加熱の食品との交差汚染を防ぐため、注意深く取り扱うべきである。
確定ではないようですが、万が一、食材にウイルスが付着していたとしても、70℃以上の加熱調理をすることで不活性化が期待されます。
少なくとも、現段階で食品からの感染の報告はないようです。
農薬散布用マスクに係るご協力のお願い
農薬散布用のマスクを一般用のマスク等の代替として利用すると、農薬散布用のマスクが不足し、今後、本格化する農薬散布作業に支障をきたすおそれがあります。農薬散布用のマスクを一般の生活に使用しないようお願いいたします。
[農林水産省]は農薬散布用の[マスク]不足を懸念しています。付随してしろこ個人としましては医療関係者用の[マスク]不足を不安視しています。
皆様の過剰な反応を元に、本来、絶対的に必要である医療関係者用の[マスク]不足が深刻化してきた際には、取り返しがつかない事態になります。
極端な例を出すならば、手術時に執刀医に[マスク]が供給できないなど。一般家庭に均等に配布している自治体もあるようですが、優先順位を考えての処置であることを期待します。
牛乳乳製品の消費にご協力ください
学校給食用牛乳の休止等による牛乳乳製品の急激な需要減少が懸念されています。是非、生産者の方々を支えるため、また、ご自身やお子様の健康のため、牛乳やヨーグルトなどを食べていただけるようにご協力をお願いいたします。
国の対策として、学校が休校となっています。本来、給食で提供されるはずであった牛乳を含む食料が余っている状況のようです。
しろこの個人的な見解
今回の国としての対策で全国の学校の休校に踏み切った件です。各方々から賛否両論の声が飛び交う中で、結果的なものは後にならなければわからないのかも知れませんが、あくまで個人としては、正解だと思っています。
極端な話ですが日本の国全体が[災害]にあっている状況であると仮定しています。例えば記憶に新しい災害が全土に被害を及ぼしていたとしたら、「学校に行く」という選択肢は、おのずと消えています。
今回の[ウイルス感染症]は目には見えないものの[災害]と同レベルの見方をすることもできます。もしくは[災害]レベルに被害を出さないための対策であると考えるならば、妥当な対策であると思います。
一般的な見方として
「妻」には[ティッシュ]等の消耗品や[マスク]の必要性、[保存食]に関しても誤情報であることの話をしていましたが、先日「妻の愛車」の後部座席を見たらトイレットペーパーが2袋、ティッシュBOXが2袋、載っていました。近所の量販店をいくつも回り購入したそうです。
わかっていても、頭では理解していても、行動してしまったそうです。ダメとは言いませんが、これを使う頃には、店頭で通常販売されているだろうと思います。
[マスク]の洗浄に関しても言及しておきます。これも「妻」が[マスク]を洗濯ネットに入れて洗濯機で洗って干していたので、注意を促しました。
日本製の[マスク]は品質も良く何度か洗っても方が崩れることはありませんが、[不織布マスク]は選択することで効果が落ちます。さらに消毒をしなければ[菌]の温床になり、極めて不衛生です。新型を防ぐために、別の理由で体調を悪くしてしまいます。注意が必要でし、おすすめしません。
そもそも[マスク]は、感染者側の飛沫防止です。あとは、口、鼻等を直接触りづらくする効果しかありません。感染者が咳等をして飛沫したウイルスは[マスク]では防ぐことはできません。結果的に付着したウイルスを体内に運ぶのは、ご自身の手です。
まとめ
[農林水産省]含め、各省、国からの正式発表は随時更新されています。メディア、SNS等の情報発信は非常に我々の耳に入りやすく、拡散も早いものです。ですが誤情報もあり、しっかりとした正確な情報は国からの公式なものを見るように意識するべきです。手洗い、うがいをこまめにすることで自己防衛を心がけていきましょう。
[農林水産省 HP]https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/index.html
[WHO HP]http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/microbial/2019-nCoV/2019-nCoVwho2.html
この記事は栄養学講師の しろこ が
体質改善、健康、ダイエット、サプリのおすすめをテーマにご紹介しています。