一番最初に知ってほしい【健康と生活習慣病】介護が必要になる人は20%以上
こんにちは栄養学の講師もやっている しろこ です。
今回は総合的な[栄養学]の初級編をお話ししていきます。
※この記事は19.04.25のリライトです。
健康に気を遣うとはどういうことか
薬というのは、病気になってから摂るものです。
健康によさそうな栄養の元というのは
病気にならないようにようにするために摂るものです。
→健康であり続けるため。
健康と病気は常に隣り合わせです。
意識した栄養摂取とは健康と病気の間に
免疫力や抵抗力という壁を作ってくれます。
病気の現状
病気の延長線上にある「死」。
死因の第1は[ガン]。
2位以降は[心臓病][肺][脳][交通事故]と続きます。
※記事の特性上[自殺]を省いています。
なんと1位から4位までが病気が元になります。
この病気も一括りに[生活習慣病]というものです。
分解すると
[生活]=[毎日]
[習慣]=[続けたら]
[病] =[危険]
というものです。
しかも、この病気はウイルス性のものではありません。
つまり感染しました。というものではなく
自分の日々の行いが招いている病気ということです。
生活習慣病の原因
①食べ物の栄養価の低下
例えば[ほうれん草のビタミンC][トマトの鉄分]を見てみます。
1950年代の[ほうれん草のビタミンCは150mg・トマトの鉄分は5mg]です。
1982年代は[ほうれん草のビタミンCが65mg・トマトの鉄分が0.3mg]です。
2000年代で[ほうれん草のビタミンCが35mg・トマトの鉄分が0.2mg]です。
この変化は、生成方法にあります。
ハウス栽培、促成栽培、無菌栽培が原因とされています。
冬の野菜であるはずの[大根]
もちろん夏でもスーパーで並んでいます。
これは、売るために作った野菜に他なりません。
ダメという訳ではなく
ここに栄養を求めても難しいということです。
②栄養バランスの乱れ
6大栄養素である
[タンパク質][糖質][脂質]
[ビタミン][ミネラル][食物繊維]
ここに最近話題の
抗酸化物質を加えて7大栄養素と言います。
我々が意識せずに食事をする場合。
[脂質]と[糖質]はあまりにも過剰に摂取しています。
逆に[タンパク質][ビタミン][ミネラル][食物繊維]は摂取できていません。
③ライフスタイル・環境の乱れ
睡眠不足、運動不足、喫煙、暴飲暴食
ストレス、紫外線、排気ガス などなどです。
これらの原因によって多くの活性酸素が生成され
身体に影響を与えます。
この活性酸素は軽度なもので
[しみ][しわ][白髪] [冷え][肥満]から
[アトピー性皮膚炎][潰瘍][認知症][白内障]にすすみ
そこから[生活習慣病]である
[糖尿病][高血圧][動脈硬化][心疾患]
[脳血管疾患][ガン]となります。
つまり[生活習慣病]の原因は[活性酸素]です。
保険制度の在り方[余談]
近い将来、アメリカや諸外国のように
保険制度がなくなるかも知れません。
例えば
ものすごく健康に気を使い、しっかりお金をかけて健康維持している人。
まったく無頓着で、いつ病気になってもおかしくない健康管理の人。
同じ保険料を支払っていることに
矛盾が生まれる日が来るかも知れません。
詳しくはしろこの記事【栄養学から見る健康保険制度】 をご覧ください。
活性酸素とはなにか
細胞内にある[ミトコンドリア]が
酸素を取り入れエネルギーを作ります。
その副産物として[活性酸素]が生まれます。
自動車に例えると
[ガソリン]=[酸素]
[エネルギー]=[エネルギー]
[排気ガス]=[活性酸素]
取り入れた[酸素]の0.2%~2%[活性酸素]が生まれます。
数が少ないうちは、身体を外敵から守ってくれるのですが
不摂生が過ぎて、数が多くなってくると
身体のDNAを直接攻撃してきます。
これが【生活習慣病】や【老化】につながります。
栄養の摂り方
一言でいうと、栄養はバランスが大切です。
栄養素は1番最小のものまでしか、栄養として吸収されません。
6大栄養素を樽に例えた場合、1本1本の樽板が各栄養素としてください。
例えば[ビタミン]だけを過少摂取した場合
樽の水は貯まることができずに漏れ出てしまします。
他栄養素と比較して過剰摂取したものが[糖質][脂質] だった場合
身体に栄養として吸収されることなく[肥満]の元になります。
詳しくはしろこの記事【栄養バランス】をご覧ください。
まとめ
現在日本の平均寿命は世界から見ても非常に高レベルです。
男性 80.2歳 世界4位
女性 86.6歳 世界1位
なのですが 平均健康寿命を見ると
男性 71.2歳
女性 74.2歳
となります。これは、死ぬまでの8年~9年は、どこか病を患っていたり
介護が必要であったりと、1人では生きていくのが難しい状態です。
医学の進歩と裕福な国なので寿命は延びていますが、問題は多く残ります。
今やっている事で健康になれるならOKです。
ですが、昨日できていないことは、明日もできていません。
何年たっても変わりません。
病気になってから焦るより、少しでも健康なうちに自分と向き合い
[食生活][生活習慣]を見直すことが大切です。
しろこの記事を分野別に分けました。
[栄養学]他、自身の講座で発表している内容は
このままで更新していきます。
それ以外の記事
[ブログのお勉強][あなたへのお手紙]
[お気に入りのモノ][しろこの事]他に関しましては
【shirococco’s blog】という新しいブログを
立ち上げたのでそちらで更新していきます。
引き続き、よろしくお願いします。
この記事は栄養学講師の しろこ が
体質改善、健康、ダイエット、サプリのおすすめをテーマにご紹介しています。