【頭痛】の種類とその対処法【片頭痛】を起こしやすい食べ物
こんにちは栄養学の講師もやってる しろこ です。
今回は【頭痛のメカニズム】とその対処法を
ご紹介していきます。
頭痛の種類
[頭痛]には大きくわけて2種類あります。
なんらかの病気が原因で起こる[二次性頭痛]と
他の病気とは因果関係のない[一次性頭痛]です。
[二次性頭痛]の場合、危険なものが多く
手足の麻痺、しびれ、痙攣、嘔吐、高熱などを伴い
いつもの[頭痛]とはレベルの違う強い痛みが
突然起こります。
即、お医者様に診てもらって下さい。
今回は[一次性頭痛]の中の
[片頭痛]についてご紹介します。
片頭痛のメカニズム
こめかみ辺りから、ズキズキと脈打つ痛みがあり
頭や体を動かしたり、大きな声で話されたりすると
増長しやすい[頭痛]です。
外的要因(光、臭い、気圧、気温)
ストレスによって誘発、悪化します。
頭部、脳内の血管が拡張され炎症を起こし[頭痛]を引き起こします。
片頭痛を起こす主な引き金
脳神経の中で最も太い神経系が
ストレスを受けることで起因します。
気圧、気温、季節の変わり目などで
脳の血管をおさえていた圧力が下がると
血管が拡張し周囲の神経を刺激し[頭痛]が起こります。
飛行機に乗って離着陸の際に[頭痛]が起こるのも
これらのことが原因です。
人によって、強い光、臭い、騒音などの
ストレスと感じるものでも脳血管の膨張につながり
[頭痛]を引き起こすこともあります。
これも人によってですが
電化製品などの電磁波も[頭痛]の原因になりうります。
女性の場合、生理前に女性ホルモンのバランスが乱れる為
一時的に[セロトニン]が減少し血管が拡張し
[頭痛]が引き起こされます。
精神的なストレスによる[頭痛]も然りですが
逆に、ストレスから解放された際も
ストレスで収縮していた脳血管が急激に緩み
血管の膨張につながる場合もあります。
血行促進の効果が高すぎた場合も
[頭痛]につながってしまいます。
運動をしたあとや、入浴、温泉に入ると
[頭痛]が発生する場合は、これらが原因です。
空腹時の甘いもののも注意が必要です。
お腹が空いたときに、甘いものを食べると
急激に血糖値を上げることになりその後
急激に血糖値は下がります。
この下がる時に[頭痛]の原因を誘発します。
他に[セロトニン]の放出を促す食材として。
赤ワイン、チーズ類、チョコレート
ベーコンピーナッツ、人工甘味料
グルタミン酸ナトリウムなどの
食べ過ぎには注意が必要です。
セロトニンの補足
間違ってほしくないのですが
[セロトニン]は[神経伝達物質]の1つです。
そして[幸せホルモン]と呼ばれ精神を安定させ
ストレスを軽減させてくれます。
[セロトニン]の分泌が不足すると
うつ病やメンタル不調になります。
今回の[頭痛]に関しては
[放出を促す食材]を食べることによって
[セロトニン]が増えその影響で
一時的に、血管が収縮状態になります。
その後、通常状態に戻る際に
血管が拡張しやすくなるため[頭痛]が起きやすくなる。
ということです。
急激に増やしたものは、必ず急激に減ることになります。
片頭痛の効果的な栄養素
[片頭痛]に対して、決定的な栄養素はありませ
研究段階のものとして
[ビタミンB2][マグネシウム]です。
食材でいうと
レバー、のり、昆布、アーモンド、煮干し などです。
他に[カフェイン]には脳血管を収縮させる効果があります。
ですが、カフェインに含まれる一部の成分に
対応力がない方の場合は逆効果になります。
物理的には、こめかみ部や頭部、首筋を冷やして
血管の拡張・膨張を抑えることが一番です。
市販の鎮痛剤には、痛みを遮断する効果はありますが
拡張した血管を抑える効果はありません。
何度も服用して、効かなくなってくるのは
身体が耐性をもってしまっているからです。
処方薬として
トリプタン系薬剤やエルゴタミン製剤があります。
こちらは血管を収縮させる作用はありますが
血管が拡張しきった状態ですと効果はありません。
まとめ
[片頭痛]の原因は
[頭部、脳の血管の拡張]による炎症による刺激です。
内面的、外面的なストレスによって
[脳血管]に影響を与えることもあります。
一番の対処法は直接頭部を冷やすことです。
この記事は栄養学講師の しろこ が
体質改善、健康、ダイエット、サプリのおすすめをテーマにご紹介しています。