【今の小学生はどうしているんですか】学校の飲み水
こんにちは栄養学の講師もやってる しろこ です。
今回は【水道水】についてご紹介していきます。
- 小学校の校庭の隅っこの水道は
- 水を買うのは当たりまえ
- 世界中で水道水が飲める国は何カ国?
- そもそも水道水って何に使いますか?
- 水道管は何年ものですか?
- ばっちい水を消毒します
- 毒である塩素ってどういう意味ですか
- 水道水をご家庭で使うデメリット
- まとめ
小学校の校庭の隅っこの水道は
しろこが小学生の頃は、休み時間、体育の授業の汗をかいたあとは
校庭の隅っこにある水道の蛇口に猛ダッシュして
ガブガブと水道水を飲んでいました。
そんな我々でも、今このご時世で水道水を飲む人はなかなかいません。
ちなみに今の小学生たちは冷水機で水を飲んでいます。
水を買うのは当たりまえ
コンビニは今売れるものしか置きません。
コンビニの飲料コーナーのかなりの占有率をほこる[水]
そのくらい皆さんが[水]の大切さを理解し
水道水は[飲み水]ではなく[飲むことができる水]と認識したということです。
世界中で水道水が飲める国は何カ国?
世界中で水道水が安全に飲むことができる国は11〜13ヶ国しかありません。
アメリカはその中に入っていません。アメリカ全土で見たときの考え方です。
日本は世界でもかなり優秀な安全な水を供給している国です。
日本でよかったと思いたくなってしまいますが
現実はそうではありません。
そもそも水道水って何に使いますか?
料理・洗顔・お風呂・シャワー・掃除・洗車・トイレ
浄水施設で濾過された[水]は
生活用水・工業用水・農業用水と区分されます。
生活用水の割合は全体の10%未満です。
さらに、口に入れるであろう[炊事]に使用する割合は20%ほどです。
つまり[水]全体の2%ほどしか口には入らないことになります。
日本という国は、全体の2%のために[飲むことができる水]を
作り続けています。
本当に2%のために完璧な[飲料水]を作っていると思いますか?
水道管は何年ものですか?
(小さめに・・・)
近年、東京都の一部で大々的な水道管の交換作業を実施していましたが
それは一部な上に、繋がっているのでどこかが汚かったら同じです。
さらに各ご家庭の家に繋がる部分は面倒をみてくれていません。
ばっちい水を消毒します
これは水道法で決まっていますので。浄水場から一番遠いご家庭の
水道水の中に0.1ppm以上の濃度で[塩素]が入ってなかったら
ダメってことです。1リットルあたり0.1mlです。
浄水場に近いご家庭は・・・。雑菌等々を除去させています。
この[塩素]を入れるか入れないかで飲めるか飲めないかが決まります。
次にご紹介しますが
[毒である塩素]を入れて[飲むことはできる水]を作るか
入れないで[飲めない水]を作るか決めています。
毒である塩素ってどういう意味ですか
学校のプールに入る前にお尻まで浸かるアレ、[塩素]です。
ナチス・ドイツのガス室で使われたアレ、[塩素]です。
もう少しわかりやすいのが[キッチンハイター]です。
使用したことがあるかと思いますが、[塩素]です。
容器に入った[キッチンハイター]を振るとシャバシャバと音がします。
ですが、素手で触るとヌルヌルして
なかなか水で流してもヌメりがとれません。
このこの現象は、塩素が手指の皮膚を溶かしているから起こります。
塩素は[ビタミンC・タンパク質]等の栄養素を一瞬にして破壊します。
これに付随すると
お風呂に入ったあとの、髪の毛のギシギシも、肌のカサカサも塩素水が原因です。
しろこの家ではお風呂にも浄水器がついています。
水道水をご家庭で使うデメリット
①野菜等を洗う
塩素水には[ビタミンC]と[タンパク質]を分解する働きがあるため
野菜等の栄養素がなくなってしまいます。
②熱する
料理において[水]を熱する事が多々ありますが
[水]を熱することで[トリハロメタン]という有害物質が異常増加します。
100度以上で10分以上沸騰させてください。
『水道水、湧いたらすぐに、カップ麺』 ←NGです。
詳しく言うと100度時点から5分後が最大増加ピークで
10分後から減少し始め45分後にほぼ除去です。
とはいっても、大人には、騒ぐほどの害はない発がん性物質です。
③お風呂・シャワー
先程もお話しましたが、入浴・シャワー後の乾燥肌の原因の大半は
[塩素]による[お肌/タンパク質]の分解です。
[髪の毛/タンパク質]のきしみも同様です。
ちなみに[ペプチド]が集まったものが[アミノ酸]
さらに集まったものが[タンパク質]と総称されます。
[タンパク質]のお話はまた別の機会に。
まとめ
大きく話が膨らんでしまいましたが[水]に対する意識は
時代により大きく変化してきました。
今時の小学生は水道水をがぶ飲みなどしません。
それはご家庭の中でも同じです。
さらに知識を深めることで[水]の選び方を知ってください。
この記事は栄養学講師の しろこ が
体質改善、健康、ダイエット、サプリのおすすめをテーマにご紹介しています。