【NASA】が認めた【キヌア】どれくらいのものか
こんにちは栄養学の講師もやってる しろこ です。
今回は[NASA]が
“『1つの食材が人間にとって必要な全ての栄養素を提供することは不可能だが、キヌアは植物界、動物界において何よりもそれに近いものである』NASA専門誌(1993)”
と発表したとされる[キヌア]です。
ちなみに、しろこにはこの文献にたどり着けなかったので
歴史や各称賛は抜きにして[栄養面]だけでご紹介していきます。
キヌアに含まれる栄養素
KIRKLAND (カークランド) オーガニック キヌア 2.04kg
[タンパク質][脂質][食物繊維][カリウム]
[カルシウム][マグネシウム][鉄][葉酸]
[糖質/炭水化物]です。
キヌアのタンパク質
白米と比べ、2~2.3倍の[タンパク質]が摂れます。
しかも上質な[植物性タンパク質]で
身体が生成することができない[9種類の必須アミノ酸]を
摂ることができます。優秀過ぎます。
キヌアの脂質
これも植物ならではですが[脂質]の大部分が
[リノレン酸(ω3)・オレイン酸(ω9)]の不飽和脂肪酸です。
詳しくはしろこの記事【良い油でダイエット】をご覧ください。
その他の栄養素比較
[食物繊維]が[白米]の約12~14倍。
[カリウム]が[白米]の約5~6倍。
[カルシウム]が[白米]の8~10倍。
[マグネシウム]も同じく[白米]の8~10倍。
[鉄分]が[白米]の4~5倍。
[葉酸]が[白米]の12~15倍。となっています。
[糖質]は[白米]の約75%ほどに抑えられています。
[カロリー]は[白米]の同じくらいです。
文句の付けようのない優秀な食品です。
キヌアのとっておきの効果
KIRKLAND (カークランド) オーガニック キヌア 2.04kg
GI値が低い
グリセリンインデックス値⇒[GI値]ですが
この値が[35]と[超優秀]最高クラスです。
血糖値のコントロールに対して最適です。
詳しくはしろこの記事【栄養学と糖質・炭水化物】をご覧ください。
キヌアのサポニン
[サポニン]というファイトケミカルが入っています。
ファイトケミカルはしろこの記事【第7の栄養素ファイトケミカル】をご覧ください。
[サポニン]は両局面を持っています。
コレステロールを下げる働きがあります。
活性酸素の元になる過酸化物質の発生を防ぎ
血液中にある中性脂肪に変わるのを抑える効果があります。
反面[サポニン]は界面活性作用があるため
細胞膜を破壊し血液に入った場合には赤血球を破壊します。
過剰摂取時は胃の炎症や下痢、吐き気などを起こします。
事前に水洗いが必要です。
食用で市販されているものは[サポニン]を適度に除去したものなので安心です。
まとめ
かなりの[スーパーフード][キヌア]です。
さすが、NASAが絶賛し宇宙食にまでするだけの食材です。
基本的には白米を炊く時に適量を混ぜる。などの
単体で食べるものでは無いようです。
今回もしろこは当てにならないので
レシピはクックパッドをご覧ください。
是非皆さまも、プチプチの食感をお楽しみください。
[id:chocorash]さんが、お料理を更新してくれました。
この記事は栄養学講師の しろこ が
体質改善、健康、ダイエット、サプリのおすすめをテーマにご紹介しています。