重要です10年後のために【紫外線】を対策しましょう
こんにちは栄養学の講師もやってる しろこ です。
今回は【紫外線】についてご紹介していきます。
紫外線の種類
[ウルトラ・ヴァイオレット]つまり[UV]には
3つの種類があります。
O³(オゾン層)によって吸収され、地表まで届かない[UV-C波]。
日焼けの元、皮膚がんの原因になりうる[UV-B波]。
貫通力が強い[UV-A波]。
[B波とA波の割合は9:1です]
今回は、[UV-A波]と[B波]についてご紹介します。
[UV-C波]を美容の面でご紹介しなければならない、そんな時代がきましたら[C波]も単独でご紹介ます。そんの日が来ないことを祈りますが。
紫外線が引き起こす美容被害
[UV-B波]は皮膚の表面に届き、皮膚や眼に対して有害です。
皮膚が火傷したように赤くなる日焼けを引き起こします。
[サンバーン]といいます。皮膚がんの原因になります。
[UV-A波]はエネルギーは弱いのですが波長が長く
雲りの日でも、室内にいても、衣類ですら通過します。
そしてなにより[お肌]の[真皮]まで到達します。
黒くなる日焼け[サンタン]を引き起こします。
そして
[シミ]になるメモリー、記憶、記録を生成します。
お肌のメラニンの役割
[表皮]の最下層[メラノサイト]で作られた[メラニン]は
徐々に押し上げられ、一番外側の古い皮膚がどんどん
アカとなって剥がれ落ちていきます。
これを[新陳代謝][ターンノーバー]といい
皮膚の場合は約28日~28日+年齢に日数で
全て生まれ変わります。
各[紫外線]を浴びた[お肌]が[メラニン]を大量に
作り出し[お肌]の中の[真皮]を守ろうとします。
シミができる仕組み
[紫外線]とくに[UV-A波]を浴びて
普段より大量には生成された場合
[ターンノーバー]が追いつかなくなり
もしくは[ターンノーバー]のサイクルの乱れで
[お肌]の中の[ケラチノサイト]で滞留します。
この厚重ねになった[メラニン]が[シミ]の原因です。
さらに[色素斑(しきそはん)][肝斑(かんぱん)]
と呼ばれる40代以降の方が
[紫外線]に当たりやすい部分に
ある日突然できている(気が付く)[シミ]があります。
これらも仕組は同じです。
例えば、何年も前に[お肌]に[メラニン]が
[ターンノーバー]しきれず滞留したとします。
この時は、普段より厚重ねで濃いものの
認識できるほどの色の変化は見られなかった
とします。
これらが日々の[A波]を浴びることで
濃くなったり、悪化したりします。
医学的には、これらの[メモリー]を完治させる
ことはできませんが、薄くすることはできます。
紫外線対策ー外的予防法
市販品でよくある、日焼け止めの記号を知る
[SPF]これは[B波]を防ぐ度合です。
そして
[PA]こちらは、厄介な[A波]を防ぐ度合です。
海に行きました、日焼け止めを塗りました。
あまりありませんが[B波]専用のものでした。
数年後に[シミ]発生です。なんてことになります。
しっかり、ご確認お願いします。
天気で変わる紫外線量を知る
晴れの日を100%とした場合
曇りで約60%、雨で約20%です。
さらに、反射量も知ってください。
芝生やコンクリートなどは約10%未満の反射量ですが
雪面に至っては約80~95%とほぼほぼ直撃です。
「雪焼け」という言葉があるように
スキー場で、スキーやスノボを楽しんだ後に
冬なのに顔面が日焼けしていたり、ゴーグルあとが
くっきりと残るのは、この為です。
上空からの直接的な[紫外線]と
雪面からの照り返しの[紫外線]を2重で受けることになります。
栄養面からの直接的なフォローは
[ビタミンC]一択です。
[メラニン]の生成や沈着を抑制する働きがあります。
[ビタミンC]は水溶性のため、摂り溜めができません。
ですので、毎日きちんと意識して
摂取することをおすすめします。
まとめ
[紫外線]対策は、十分な知識が必要不可欠です。
気付かないうちに何年もかけて蓄積されてしまいます。
[シミ]を発症させないように常日頃から
対策が必要です。
この記事は栄養学講師の しろこ が
体質改善、健康、ダイエット、サプリのおすすめをテーマにご紹介しています。