【味噌】は【冷凍保管】がおすすめです。凍りませんから
こんにちは栄養学の講師もやってる しろこ です。
今回は[味噌]についてご紹介していきます。
味噌に含まれる栄養
[脂質][ナトリウム][カリウム]
[糖質][食物繊維][タンパク質]
[鉄][カルシウム][マグネシウム]
[ビタミンB群・E]
畑の肉と言われる大豆を発酵させたものです。
味噌の種類と違い
上図はマルコメ株式会社ホームページより引用
[味噌]には多くの種類があります。
簡単にご説明しますと。
[赤味噌]は大豆を蒸して作ります。
[白味噌]は大豆を煮て作ります。
豆の種類ではなく製法の違いです。
全ての[味噌]は大豆と塩がベースとなり
そこに何を加えるかで変わってきます。
[米味噌]は米麹が原料に含まれます。
[麦味噌]は麦麹が原料に含まれます。
[豆味噌]は大豆と塩のみで作られます。
[調合味噌]はこの中の2種類もしくは3種類が
合わさったものです。
味噌のとっておきの効果
[味噌]はコレという突起した効果はなく
もともと[大豆]では少しか含まれていない
[アミノ酸][ビタミン]などを
[発酵]によって 多量に生成される
非常にバランスの良い栄養食です。
その中でも
[大豆タンパク質]は[大豆]で摂るより
[発酵]されさらに細かくなった状態の
[味噌]で摂ることで吸収されやすくなります。
[大豆イソフラボン]は女性ホルモン[エストロゲン]に
似た働きをするため、ホルモンバランスを整えます。
さらに、動脈硬化を防ぎ、血圧コントロールに効果があります。
[大豆レシチン]コレステロールの吸収を抑制し
心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化などの予防に効果があります。
[サポニン]脂質の酸化を抑制し、血流改善、コレステロールの
安定化から、高血圧、動脈硬化に効果があります。
[水溶性食物繊維]腸内環境を整えます。
詳しくはしろこの記事【便秘を知る】をご覧ください。
[味噌の塩分][味噌]は塩分が高いと気にされる方が
いらっしゃいますが[イソフラボン][レシチン]
他栄養素により同量の塩分を摂取するよりも
発酵食品から摂取する方が抑制されます。
味噌の保管方法
未開封の[味噌]は常温保管が可能です。
開封した[味噌]は[冷凍保管]をおすすめします。
[味噌]は塩分や糖分などをたくさん含んでいる為
家庭用の冷凍庫(-5℃~-15℃)では凍りません。
約ー30℃ほどで凍ります。
常温や冷蔵庫の温度での保存の場合
酵母菌により発酵が進んでしまい風味が落ちます。
冷凍庫保存で酵母菌を眠らせた状態を保つことで
風味を保った状態で保存が可能です。
まとめ
世界中に発酵食品はたくさんありますが
[味噌]も[ジャパニーズ・スーパーフード]です。
たくさんのバランスの良い栄養素が含まれています。
開封済みの味噌は冷凍庫保管をおすすめします。
この記事は栄養学講師の しろこ が
体質改善、健康、ダイエット、サプリのおすすめをテーマにご紹介しています。