頭が痛くなる【クーラー病】【エアコン】原因と対策
こんにちは栄養学の講師もやってる しろこ です。
今回は[クーラー病]の原因と対策について
ご紹介していきます。
クーラー病の症状
その方によって症状は異なりますが
[エアコン]のきいているところに長時間いると
頭痛、倦怠感、肩こり、お腹の調子が悪くなる
など、ひどい場合、嘔吐することもあります。
[クーラー病]は[夏バテ]とは
原因が違うので、対処法に注意が必要です。
クーラー病の主な原因
身体の体温を一定に保つ働きをするために
体温調整や発汗のコントロールをしているのが
[自律神経]です。
体外から、冷房などで急激に冷やされたり
温められたりして、自律神経が乱れた状態が
続き負担がかかると、各症状が発症します。
とくに何度も繰り返し慢性化すると
エアコンがかかっている室内に入っただけで
症状が出てしまうようになってしまいます。
自律神経とは
ご自身の意思ではコントロールできない身体の動きです。
[交感神経]と[副交感神経]から成り立ちますが
詳しいお話は別の機会でさせていただきます。
心臓を動かす。胃液を分泌する。汗をかく。などなど
「よし、いまから胃液を分泌しよう」とコントロール
することはできません。そういった神経のことです。
エアコンの風に直接当たる
エアコンの吹き出し口のから直接[風]が当たる状態を
長時間続けた場合、症状は早く悪化します。
[扇風機]も同じことですが
身体の部分的に連続で体温より低い温度の[風]を
当て続けると、当てられた部分だけ温度が下がります。
まさに、身体の体温調整機能は混乱し
[自律神経]はバランスを崩しやすくなります。
汗をかいた後や、お風呂上りなどに、直接[風]を
受けることに問題はありません。
体温が下がり、寒くなれば止めることができます。
ところが
就寝時などに、エアコンや扇風機などの直風を
受け続けた場合は注意が必要です。
都市伝説的に
「扇風機、つけっぱなし、寝る」と死に至る。
というものがありますが。
昔から寝苦しい夜に扇風機で対策をとる場合の
注意として広まったもののようです。
実際に心臓麻痺等で亡くなったという事例も
複数件あるのでご注意ください。
クーラー病の対策
栄養素から
[タンパク質・脂質・糖質]のエネルギーを生成するものや
血行促進に効果のある[ビタミンE]です。
身体を温める食材では
[しょうが・にんにく・唐辛子・ねぎ]などが代表的です。
もっと書いておきます。
みつば、菜の花、うど、玉ねぎ、かぼちゃ、いんげん、しそ、にら
ウナギ、アジ、いわし、かつお、マグロ、ブリ、エビ、ふぐ、さば
小松菜、山芋、カブくるみ、栗 などです。
逆に身体を冷やす食材として
アスパラ、たけのこ、せり、いちご、ぜんまい、きゅうり
オクラ、トマト、スイカ、なす、ゴーヤ、枝豆、
梨、柿、ごぼう、大根、レンコン、キウイ、みかん
カキ、タコ、あさり、うに、シジミ、ハモ などです。
物理的な対策として
直接[風]の当たるところを避ける。
肌の露出を少なくする。ひざ掛けをかける。
[エアコン]の温度設定を高めにする。
まとめ
夏の暑い時期は[熱中症]と[クーラー病]は
ついて回るものです。
適度な温度調整が必要不可欠となります。
大人数で共有する場所などでは、
冷えすぎない対策が必要です。
とくに飲食店などでは、入店直後の方、滞在している方
働いている従業員、この全てが同じ温度を好みません。
自己対策が必要になります。
この記事は栄養学講師の しろこ が
体質改善、健康、ダイエット、サプリのおすすめをテーマにご紹介しています。