ブルーベリー?【視力を回復させる栄養】そんな栄養素はありません。ですが年齢を重ねた時に差が出てきます。
こんにちは栄養学の講師もやってる しろこ です。
今回は[視力を回復させる栄養]をテーマにご紹介していきます。
先に結論から言うと、そんな栄養素はありません。
ちまたにあふれる[視力回復サプリ]は
[近視]に対して効果があるわけではありません。
視力低下のメカニズム
正常な場合[正視]
網膜にピントが合っている状態が[正視]です。
眼球はきれいな球体型をしていて
角膜と水晶体で屈折した光が網膜上で
ピントを結びます。
遠くのものが見えずらい[近視]
眼球の奥行きが伸びて、遠くを見ても
網膜より手前でピントが合い
遠くのものがぼやけて見えるのが[近視]です。
ピントの合う位置が水晶体に近いほど
近視の度が強いことになります。
目の奥行きが短くなり、網膜よりも後ろで
ピントが結ばれる状態が[遠視]です。
このとき目の筋肉が緊張して水晶体の厚みを
ふくらませて光を屈折させピントを手前に
引き寄せます。
眼の調節力でカバーすることができますが
遠視の度が強すぎたり
加齢で調節力が低下したりすると
遠くも近くも見えにくくなります。
食べ物(栄養)で視力を回復する方法は
[近視]や[遠視]という「目が悪くなる」
という現象は眼球の形状の変形によって
[焦点]がずれて眼の筋力の
オートフォーカス機能が追い付かなくなる
ことです。
眼の筋力が一時的に緊張して[近視]になる
[仮性近視]は緊張を解く点眼薬や
筋力の調整の範囲内ならばトレーニングで
視力回復の見込みはありますが
伸びてしまった眼球を[薬]や[栄養素]で
[正視]まで回復させることは非常に困難です。
現段階では視力回復は
眼鏡をかけるか、コンタクトレンズを使いうか
レーシック手術をするかしか方法がありません。
ちまたで言われている
視力回復サプリなどは残念ですが難しいです。
視力低下を抑制するという意味で
最後に分かるだけご紹介していきます。
眼に良いとされる栄養素
これらの栄養素を意識して摂ることで
視力の回復はしないものの、悪化を抑制します。
参考にしてください。
[ビタミンB群]はお互いに相互作用があります。
網膜の黄斑部の中央には
[カロテノイド]の[ゼアキサンチン]が多く
黄斑部の周辺には
[カロテノイド]の[ルテイン]があります。
黄斑部は活性酸素の影響を受けやすく
加齢黄斑変性を引き起こします。
[ルテイン]と[ゼアキサンチン]は活性酸素と戦い
黄斑部を障害から守ってくれます。
LEDの光や、パソコンやスマホの画面から出る
[ブルーライト]は、網膜に障害を起こし
眼の表面だけでなく眼の奥にまで
ダメージが及ぶと言われています。
[ルテイン]や[ゼアキサンチン]は
黄斑部で黄色い色素の役割を果たし、反対色である
ブルーの短波長を吸収遮断する役目を果たします。
[ブルーライト]の遮光により黄斑部の視細胞である
錐体細胞などを守ってくれます。
まとめ
しろこが[栄養学]を本格的に学んだのは30代になってからです。
学んできた[栄養学]だけではどうにもならないことが3つあります。
1つは父親の[癌]。宣告よりも数年、進行は遅らせることが
できましたが、どうにもなりませんでした。
2つめは、20代半ばからある[白髪]です。
これもメカニズムは分かっていますが
ここ何年も効果が見られません。
そして3つ目が[視力]です。
これ以上悪くならないように気を使っていますが
今回、書かせていただきましたように
視力回復に効果のある栄養素はないものと諦めて
眼鏡を愛用しています。
この記事は栄養学講師の しろこ が
体質改善、健康、ダイエット、サプリのおすすめをテーマにご紹介しています。